パンク・ポンク(1〜10巻?) たちいりハルコ
【漫画(女子向け)】
天下無敵の悪がきコンビ
DANO評価:★★★★★(満点は★5つ)
これは私が小学生の時、初めて自分のおこずかいで買った漫画です。
小学生のボニーちゃん(完全日本人)と、そのペットのデブウサギ、
パンクの日常ギャグ漫画。
画のかわいいタッチとはウラハラに、ケンカで打撲、骨折は日常茶飯事、
包丁は飛んでくる、屋根から落とす、人をだます、金はネコババ、嘘はつくで
大変な悪ガキっぷり!
ただ、この漫画に出てくる「お菓子」は、ぐりとぐらのカステラ並にオイシソウ。
マロンタルトにスイートポテト、はちみつトースト、ジャム入り紅茶。
またそれをパンクがうまそうに食うんだこれが。
そして、わたしの一番好きな話は、小学館 単行本の「パンク・ポンク」5巻
の「マークの浮気!?」。
小学生のボニーちゃん(純日本人)には、同級生のマーク(どう見ても日本人)
というボーイフレンドがいます。
一緒にコンサートへ行ったり、おそろいのスニーカーを買ったりと、かなり
仲良し。そのマークがある日「好きな子ができた」と言い出し、ボニーちゃんは
パンクに八つ当たりします。
マークにどこの誰を好きになったのかと問い詰めると、ボニーちゃんの
そろばん塾友達である、とんでもなくブサイクな友達の家の子だという...
その子は一人っ子だし、マークもその子ではないと言うし...
実はマークが見た美少女は、髪をおろしたボニーちゃんだったという話。
「パンク・ポンク」は小学生向けのギャグ漫画だったわりには、
恋愛やバイオレンスなどが豊富に盛り込まれた、熱い作品なのです。
(2006.06.27)
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